安心安全な治療のために
歯科用CTを設備
インプラント治療は診査診断が非常に重要なファクターとなります。
歯科用CTで三次元撮影することで、骨の厚みや幅、骨の硬さ、上顎洞や下顎管の位置など、あらゆる角度から多角的に診断をすることが可能になります。
インプラント治療計画システムを設備
水上歯科医院では、安全なインプラント治療のご提供を第一に考えております。
当院で設備しているシステム「シンプラント」は、ヨーロッパで開発された最先端で数多くの実績のある治療計画システムです。インプラントを埋入する位置を確実にアジャストできるシステムですので、安心してご相談ください。
治療料金
※料金はすべて、税込表示になっています
- CT撮影料(1回)¥5,500
- インプラント埋入手術(1歯)¥231,000
- *GBR(歯槽骨再建手術)¥330,000
- *二次手術時(1歯)¥13,200
- *プロビジョナル(仮歯)修復時(1歯)¥23,100
- 最終補綴(1歯)¥176,000~¥220,000
*印は、必要な場合に発生する料金となります。
治療 症例
症例1
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1.インプラント症例(右上側切歯部)
患者さんの初診時口腔内所見です。上顎両側中切歯は歯肉の腫れが観察され、歯肉ラインも左右非対称です。
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2.初診時口腔内所見
右上側切歯は、歯根破折の診断の元、他院にて2週間前に抜歯処置を受けています。右上犬歯と中切歯を削ってブリッジにするとの治療方針を示され、セカンドオピニオンを求めて来院されました。
医療面接を行ったところ、犬歯を削らず、インプラントで対応してほしいとのお話でした。 -
3.CT診査1
抜歯処置から2週間が経過していたため、唇側の骨板は吸収して骨の高さを失っています。
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4.CT診査2
矢状面からも唇側の骨吸収が確認されました 。
インプラントの埋入を行うためには骨量が足りませんが、口蓋側の歯槽骨の高さは維持されていたため、インプラント埋入と同時にGBR(骨誘導再生)を適用することにしました。 -
5.インプラント埋入時
頬側に6mmに及ぶ骨の裂開が確認されます。
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6.インプラントプロビジョナル(仮歯)
一定の待機期間を経てインプラントの仮歯を装着しました。
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7.上顎両側中切歯
上顎両側中切歯の辺縁歯肉には炎症が継続して存在します。
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8.補綴物撤去
補綴物を撤去したところ、形成ラインが深く、左上中切歯は補綴修復に必要とされる、歯肉縁上の健全歯質が欠如した状態でした。
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9.根管治療 & 部分矯正
両側中切歯の根管治療後、左上中切歯の歯根挺出を図るため、部分矯正処置を適用しました。
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10.歯冠長延長術
十分な歯根挺出が得られた後、歯冠長延長術を適用し、歯頸線の整合性獲得ならびに歯肉縁上の健全歯質確保を図りました。
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11.術後所見
術後のX線所見ならびに口腔内所見から、歯肉の炎症は消褪し、歯頸線の整合性も得られたことがわかります。
症例2
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1.インプラント症例(左上中切歯部)
2002年1月、初診時の口腔内所見です。この患者さんは一連の治療を終えメインテナンスへと移行しました。
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2.口腔内所見(2007,10)
2007年10月、メインテナンス時の口腔内所見です。
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3.左上中切歯 歯根破折
2008年7月の時点で、左上中切歯に歯根破折を生じました。
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4.右上中切歯の評価
左上中切歯の歯根破折は歯肉縁下で生じており、歯根挺出を図った場合、歯根周囲の支持骨量が著しく減少します。
患者さんと相談の上、同部に対しては抜歯ならびにインプラントの埋入を行うことにしました。 -
5.部分矯正による歯根挺出
抜歯予定歯に対して矯正力を加えることで、軟組織ならびに歯根周囲の骨量の増大を図りました。
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6.口腔内所見
左は術前、右は抜歯直前の口腔内所見です。軟組織の高さと厚みが増大していることがわかります。
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7.抜歯即時インプラント埋入
左上中切歯部は抜歯後すぐにインプラントの埋入を行いました。
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8.インプラント仮歯修復
インプラントの仮歯修復直後の口腔内所見です。
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9.仮歯の形態修正
その後、時間を掛けながらインプラントの仮歯形態の修正を行いました。
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10.最終修復後 口腔内所見
最終修復後、メインテナンス時の口腔内所見からは、インプラント上部構造周囲には歯間乳頭様組織が観察され、歯頸線の整合性も得られていることがわかります。
アクセス
ACCESS
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住所
〒010-0916 秋田県秋田市泉北1丁目8-9
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診療時間
[平日]9:00~12:30 / 14:00~18:30
[木曜]9:00~13:30 / 休診
[土曜]9:00~12:30 / 13:30~17:00 -
休診日
日曜日・祝日・木曜午後
- 診療予約
残念ながら、歯を失ってしまったら。
従来の治療法としては、義歯や隣に歯がある場合はブリッジ修復等が行われてきました。
ブリッジ修復は、隣在する歯を削る必要性が生じます。
義歯治療は、バネをかける歯に負担が生じます。
歯科治療の本来の目的である「健全な天然歯列の構築」を考えると、インプラントによる修復治療は無くてはならない治療の一つであると考えられます。